日本画: 2007年12月アーカイブ
この作家は、愛知県出身、東京芸大卒 平山郁夫門下 院展特待作家。
この絵は、五都展出品作。 寸法15号。
春蘭と小鳥が描かれています。 この作家を何点かみましたが格好もよく、
小鳥の表情が細密に描かれており、何かその場の雰囲気に私がいるような感覚を覚えます。
春の気配が感じられ、この先生のデッサン力はすばらしいものがあると思います。
制作年代は、最晩年の作品です。箱書きは、初冬と書かれています。共箱です。
作品の大きさは、2尺幅の横物です。絵の内容は、山茶花の小枝に仲良く二羽の柄長がささやきあっています。
この柄長という鳥は、初冬にいつも番い(つがい)でよくいます。
保存状態が非常によく、見ていると気持ちが安らぎます。
しみまたは欠点のない掛け軸は、非常に稀で貴重品です。
初冬の時期に、ぴったりです。
池上秀畝の筆遣いのうまさには感動を覚えます。
私の好きな作品のひとつです。
え‐なが【柄長】
スズメ目エナガ科の鳥。林にみられ、全長14センチくらいで、尾が長く、全体の形がひしゃくに似る。全体に白っぽく、背が小豆色。ユーラシアの温帯・亜寒帯に広く分布
